情シスの人手不足はAIで解消できるのか?

AI時代、いい時代になりましたね。
欧米では人手不足をAIで代替しようという動きが強まり、オフィスの空室率が上昇しているなんてニュースも耳にします。

かたや、日本のIT現場——特に情報システム部門の毎日はどうでしょうか。
止まることが許されない社内インフラの運用。 日々難易度が上がるセキュリティ対策への要求。
それなのに、増えないメンバーと増え続ける業務量……。
「限られた人数で効率を上げるしかない!」と努力を重ねてはいるものの、限界はとうに超えている。

「もう猫の手も借りたい……」と言い始めて、一体何年目になるでしょうか。

プログラム作成とネットワーク運用、AI活用の「大きな壁」

「じゃあ、話題のAIに業務を任せれば人手不足は解決するのでは?」と思いますよね。
たしかに開発現場では、プログラムを書く作業などにAIがバリバリ活用されています。
コードにエラーが出ても、修正してテストし直せば済むからです。

でも、社内ネットワークの運用となると話はまったく別です。

社内ネットワークは、企業の重要なデータやシステムへ繋がる命綱。
もしAIがハルシネーション(嘘)を起こし、1コマンドでも指示を間違えたら……
「全社の通信が突然停止する」「重大なセキュリティホールが空く」という取り返しのつかない事態に直結します。

トラブルのあとにAIから平然と「すみません、間違えました」なんて返されたら……
想像するだけで心臓が何個あっても足りませんよね。

AIで完全代替しようとする際の「3つのハードル」

プログラミングなどの「コードを書く作業」と「会社の命綱であるインフラを守る作業」とでは、求められる安全性と不確実性のリスクが全く異なります。

1.リスクの大きさと「ハルシネーション(嘘)」
プログラムの開発現場であれば「エラーが出たらコードを修正してテストをやり直す」ことが容易です。
しかし、ネットワーク運用でAIが1コマンドでも間違えると、「全社の通信が停止する」「社外に重大なセキュリティホールが空く」という致命的なトラブルに直結します。

2.マルチベンダー・レガシー環境の壁
実際の企業のネットワークは、メーカー(Cisco、Yamaha、Fortinet等)も世代もバラバラな機器が組み合わさっています。
AIに自社専用の構成や過去のツギハギの履歴を正確に把握・学習させるコストは膨大です。

3.「物理と論理」のギャップ
ネットワーク障害の半分以上は、機器の経年劣化、配線ミス、電源トラブルなどの物理要因や、人間の操作ミスです。
AIが画面の中でどれだけ賢くても、現場の物理的な状態を100%把握することは不可能です。

AIは「アシスタント」、運用は「人間」。これが一番賢く楽な方法

誤解のないように言うと、AIを完全に否定したいわけではありません。
「設定コマンドのサンプルを出してもらう」といった下調べやアシスタントとしての使い道なら、AIは非常に優秀で頼もしいパートナーになります。

ですが、
複雑なネットワーク全体の設計、
物理的なトラブル対処、
そして「この拠点は来月移転だから一時的な設定で」といった現場の細かなニュアンスの汲み取り——。
リスクが伴うネットワーク運用の判断と実行をAIに丸投げするのは、まだまだ怖すぎます。

AIに細かい指示を出して振り回されたり、設定ミスにおびえたりするくらいなら、
「AIが得意な作業だけサポートさせ、実際の運用・管理(マネージド)はノウハウのある人間チームに任せる」。

これこそが、情シスが人手不足から解放され、圧倒的に楽になれる最も現実的で安全な解決策です。

20年1,200社の知見を持つ「人間の手」に頼ってください

私たちBCCは、20年にわたり1,200社以上のネットワーク導入・運用を支援してきました。
そこで培った一番の強みこそ、AIには真似できない「現場の意図や文脈を察して、柔軟に対応する人間の力」です。

AIにハラハラさせられることも、無理に業務を自動化しようと苦しむ必要もありません。
手塩にかけて育てられたプロのエンジニアチームによるマネージドサービスで、運用の限界から解放されませんか?
AIよりも、猫の手よりも、ずっと安心で効率よく働きますよ。

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