ソリューション事業事例
ネットワーク環境構築
基幹システム変更のタイミングで、ネットワークも見直すことに。「BM X」は当社の課題解決にピッタリで、営業担当者の守備範囲の広さも安心感につながりました。
マエダ化成株式会社
管理部門
システム管理部 兼 業務部
課長 渡邉様
※役職は取材当時のもの
ネットワーク関連の情報を持って
営業が定期的に訪問。
マエダ化成株式会社は、1906年に京都で創業した化学品商社がルーツとなっている歴史ある会社です。化学品の専門商社として1929年に大阪の地で独立し、現在は大阪本社を含めて全国6拠点で事業を展開しています。自社に染料を配合する設備があり、独自の配合で開発した染料を自社ブランドとして販売もしています。お客様は大手の化学メーカーから小さな染工場まで、幅広くお付き合いさせていただいています。
BCCさんとお付き合いが始まったのは、テレビ会議システムの導入です。そこから営業さんが特に用事がなくても定期的に訪問してくれて(笑)、NURO光が出始めたタイミングではBCCさん経由で導入しました。訪問ではネットワーク関連の新しい情報を持ってきてくれるので、助かっていましたね。雑談がほとんどだった気もしますけど(笑)。
基幹システムの変更に合わせて
ネットワークも見直すことに。
以前は基幹システムにオフコンを使っていて、そのオフコンの仕様のため固定IPで運用する必要があり、端末1台1台に手動でIPアドレスを割り振っていました。固定IPは社内でインターネットにつなぐ際は大きな問題はありませんが、他の拠点に出張に出かけたときは改めて固定IPを割り振らないとネットにつなぐことができず、手間がかかっていました。また、社外で会社のPCからインターネットにつなごうとすると、PCの中に固定IPの情報が残っているため、Wi-Fiにはつながってもその先のネットワークにつながらない障害が多発して、問い合わせが頻繁にありました。
そして、コロナ禍になった時にリモートワークに対応したかったのですが、固定IPだとVPN接続ができませんでした。VPN不要で社内にあるPCを遠隔操作できる製品を使っていたのですが、やはり使い勝手がもうひとつなので、流れ的にも早急にネットワークを切り替える必要があると考えていました。
ようやく一昨年に基幹システムをERPに乗り換えることになり、固定IPにこだわる必要がなくなったので、ネットワークも見直すことになりました。何社かのベンダーに問い合わせをして検討していたところ、BCCの営業さんから「弊社も提案していいですか?」と言われまして(笑)。他社のベンダーに決定しようかと思っていたところだったのですが、せっかくだから提案してもらったところ、BM Xが当社の課題解決にピッタリだったので、お願いすることにしました。
BCCの提案は
当社の課題と要望にしっかり応えていた。
Cisco Merakiを導入したのですが、実は他にもMerakiを提案したベンダーはありました。しかし、ゼロトラストセキュリティの提案だったためコストが割高でしたし、当社にそこまでのスペックが必要なのか疑問がありました。一方でBCCさんの提案は、当社のことをよく理解して、当社の課題や要望に応える提案になっていました。
また、マネージドサービスがしっかりしていることも決め手でしたね。これまではちょっとした変更を依頼すると、そのたびに安くはない金額がかかっていました。さらにネットワークに不具合を見つけたときに自社で対応する必要があり、不具合の原因を特定するまでが大変でした。その点、BCCさんなら変更はマネージドサービスの範囲内で対応してもらえますし、不具合が起こったときには連絡すればすぐに対応してもらえます。管理・運用の負荷が大きく削減できることは、大きなメリットでした。
BCCの営業は守備範囲が広い
管理・運用の負荷を大きく削減できた。
リモートアクセスが可能になり、自宅や外出先からでも社内LANにアクセスできるようになり、利便性が高まりました。Wi-Fiにつながらないという問い合わせもなくなり、ありがたい限りです(笑)。セキュリティ的にも、BM Xのマネージドサービスの一環で、定期的にセキュリティアップデートを知らせてくれるので、安心感があります。
いまやネットワークは事業継続に不可欠なもの。そのため、ベンダーを切り替えることには、最初はもちろん不安がありました。しかし、BCCの営業さんと話をしていると、技術的な面も非常に詳しいことがわかってきて、この人になら任せても大丈夫だと思えるようになりました。
他のベンダーでは最初は営業が対応していても、少し技術的な話になると別の担当者が出てくることが多いですが、BCCさんの場合は営業の守備範囲が広いです。その分話も早く、導入はスムーズでしたし、その後の運用でもなにか起こったらすぐに営業に連絡すればOKになったので、運用の負荷が気持ち的にもグッと軽くなりました。
BCCが運用を担ってくれるからこそ
新たなチャレンジができる。
今回はルーターを入れ替えましたが、ハブや足回りはそのまま残っています。建物内のLANケーブルも、見直しを検討しましたが、今回は見送りました。さらに、本社の回線はNURO光を使っていますが、他の拠点はフレッツを使っています。また、今後はIPv6への切り替えも検討する必要が出てくるでしょう。
現在のところ速度や使い勝手に不満はありませんが、ネットワークはどんどん進化しているので、時代に合わせて配線全体を見直す必要が出てくると思います。今回のBCCさんの提案は拡張性が高いことも決め手のひとつだったので、できるところから見直していきたいですね。当社のネットワーク担当者は2人だけなので、BCCさんが運用をしっかりやってくださっているからこそ、新たなことにチャレンジできる余裕が出てきます。BCCさんに支えていただきながら、さらにより良い方向に進化していければと考えています。