導入事例

株式会社最上インクス 様

ソリューション事業事例

ネットワーク環境構築

デジタルを本格的に事業に活用するためには、同じ目線で考えてくれるパートナーが必要です。提案力と機動力を兼ね備えているBCCさんとのお付き合いが、ずっと続いています。

株式会社最上インクス
代表取締役 鈴木滋朗様
総務部 情報システム室 中村悠大様
※役職は取材当時のもの

主な導入サービス

  • 社内イントラ・ネットワーク全般のご支援
  • Web会議システム全般・社内レクチャーのご支援
  • サーバ環境全般
  • microsoft365環境全般

お客さまの課題

  • 激変する事業環境に対応するため、デジタル化は不可欠だった。
  • ネットワーク状況を、社内で誰も明確に把握できていなかった。
  • システム会社への丸投げから、自社で主体的に取り組むことに方針転換。そのためのパートナーが必要だった。

今後は情報が付加価値になる。
そのためのネットワーク整備が急務だった。

BCCと出会ったキッカケ

鈴木社長:最上インクスは、金属加工を得意とする製造業の会社です。売上の約6割は完全オーダーメイドの試作品製造で、約4割が量産型製品の製造という事業構成になっています。1950年の創業で、私は三代目として2010年に社長を引き継ぎました。それまでもデジタルインフラの導入は進めていましたが、私の代になってから製造工程のデジタル化など、事業にも本格的に活用するようになりました。
その理由は、まず製造業の大きな課題のひとつである技能伝承をスムーズに進めるためです。何年もかかって経験を積み上げ、技術力をつける世界でしたが、デジタル化により少しでも必要な経験年数を短縮しようと考えました。そしてもうひとつの理由は、今後は製品という完成品だけではなく、構想するプロセスや製造工程のデータなど、情報が付加価値になると確信していたことです。特にリーマン・ショック後は事業環境が一変しました。コストが安い海外に仕事が流れ、さらに3Dプリンタの登場で経験の概念が覆されたのです。
デジタル化のスピードをますます上げていかなければ、と思ったのですが、お恥ずかしいことに当時のネットワークの状況は、有線が壁裏などに張り巡らされ、どこにどうつながっているのか誰も明確に把握していない状態。ネットワークが止まっても、どこで何が原因で止まっているのかがわかりませんでした。
このような環境になってしまったのは、ネットワーク構築をシステム会社に丸投げして、社内で誰もわかっている人がいなかったことが一番の原因です。そこで、自分たちが主体となってネットワークを再構築しようと決め、そのためにパートナーとして動いてくれるシステム会社を新たに探すことにしました。
何社かこちらから問い合わせをした中の1社が、BCCさんでした。

同じ目線に立って考えてくれる会社。
アプローチが良く、機動力があることも決め手に。

BCCを選んだ理由

鈴木社長:自分たちで主体性を持ってデジタル化を進めたかったので、ただ売っておしまい、という会社ではなく、弊社の目線に立って一緒に考えてくれる会社を探していました。BCCさんは、私たちの構想をしっかり聞いて理解したうえで、現実的な提案をしてくれました。課題解決のアプローチが良かったですし、機動力もあり、きめ細やかな対応をしてくれたので、2013年にパートナーとして選定させていだきました。
弊社の規模で、社内にシステム担当のSEやデザイナーを置いている会社は少ないと思いますが、主体的にやると決めたので、あえて専門職を採用して、彼らがメインで仕事をすすめる形にしています。最初に採用したシステム担当も、現在の担当者も、新卒の理系学生を採用しているんですよ。若い彼らと一緒に併走して取り組んでくれる会社が必要なので、フットワークが軽く、トータルサポートをしてくれるBCCさんのことは本当に頼りにしています。人間味にあふれていて、ある意味泥臭い対応をしてくれることも信頼感につながり(笑)、現在まで長いお付き合いが続いています。

必要なら耳の痛いことも指摘し
一緒に解決策を考えてくれる。

営業に求める人物像

鈴木社長:弊社に営業に来る人はたくさんいますが、ただ売り込みに来ているのか、話を聞こうとしているのか、すぐにわかります。耳あたりの良いプレゼンはたくさん聞いてきましたが、そんなことは求めていません。耳の痛いことも必要であれば指摘して、そこから一緒に解決策を考えてくれる人を求めています。それがBCCの営業さんでした。

困ったときにはすぐ電話。
フットワークが軽く、頼りになる。

営業に求める人物像

中村さま:2年ほど前、社内のPCの台数が多すぎてIPアドレスが足りなくなり、頻繁にどこかでPCが止まってしまう状況になってしまいました。製造プロセスにデジタルが組み込まれているので、PCが止まると製造が一部止まってしまうことになり、即損失につながります。
そのため、安定したネットワーク運用を目指してBCCさんに相談すると、Cisco Merakiを提案していただきました。もともとCisco関連の機器を導入していたので、切り替えもしやすかったんですよね。一気に変えてリスクを背負うのではなく、段階を踏んで提案してもらっていたので、この切り替えもスムーズにいきました。
搬入当日は土曜日だったのですが、当時はまだ入社して間もない頃で、不安がありました。ですが、BCCの営業さんが立ち会ってくれて、一緒に設定作業をすることができたので、とても心強かったです。このときに限らず、データセンターに一緒に行ったり、コロナ禍で緊急事態宣言が出たときにテレワークの環境を急遽用意していただいたり、フットワーク軽く動いてくれるので、本当に頼りにしています。
わからないことがあったときも、すぐにBCCの営業さんに電話します。担当の営業さんは知識が豊富なので、たくさんのことを教えられながら、私自身も成長してきたように感じます。私は新卒で入社しているので、BCCさんに育ててもらったと言えるかもしれません(笑)。さまざまな場面でBCCさんに助けられ、勉強させてもらっています。

さらに高度化するデジタル対応、
安定した運用のために、一緒に考えていきたい。

今後BCCに求めること

中村さま:今後は、さらにクラウド化を進めていきたいです。また、鳥取県の倉吉市と鳥取市にも拠点があるので、セキュアな状態で拠点間のデータのやり取りができるようにもしたいですね。リモートで仕事ができる環境整備も進めたいですし、今後はあらゆる機器がますます高度化してくると思うので、それに対応して安定したネットワーク運用のために何ができるのか、ご提案をいただきながら一緒に考えていきたいです。
また、将来的には、工場に人がいなくても稼働できるようにしたいという野望があります(笑)。製造業としては究極的な話になるのですが、いつか実現したいです。BCCさんに勉強させてもらいながら、実現可能なプランを考えていけたらと思います。


BCC株式会社の人材が強い理由

IT営業を育成するため、基礎教育だけでなくソリューションユニットにて実際の営業現場で経験を積むことで、短期間に「営業マインド」「営業スキル」「IT知識」を習得します。また、配属先が決まると配属先の業界動向、ビジネスモデル、企業文化及び営業商材等について徹底的に教育を行うことで、2ヶ月で営業職として活躍できる人材の育成が可能となっております。この教育プログラムこそが当社の営業アウトソーシングの基盤と考えております。

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