導入事例

吉田鋼業株式会社 様

ソリューション事業事例

ネットワーク環境構築

拠点の数が増えていく中、BCCのスピーディーなネットワーク整備に助けられています。BM Xを導入してからは管理を一元化することができて、マンパワー的にも気持ち的にも負荷が大きく軽減しました。

吉田鋼業株式会社
管理部 次長 外島様
※役職は取材当時のもの

主な導入サービス

  • ネットワーク管理ソリューション BM X
  • 社内イントラ・ネットワーク全般のご支援
  • リモート環境全般のご支援

お客さまの課題

  • 独自で構築した基幹システムのオープン化を検討していた。
  • 基幹システムのリプレイスと同時に、拠点間ネットワークも高速化する必要があった。
  • システムの専任部署がなく、管理や運用を担当する人的リソースが不足していた。

やりたいことは山ほどあるけど
手が回っていなかった。

BCCと出会ったキッカケ

吉田鋼業株式会社は、一言でいうと「鉄の会社」です。大きく分けて2つの事業があり、ひとつは建築用鋼材としての鉄を加工・販売しています。品種ごとに工場を持っているので、オーダーに対して柔軟に対応できることが強みです。もうひとつの事業は鉄鋼工事の施工・管理で、こちらも鉄の加工ができる自社工場と在庫を管理できる倉庫を持っている強みを活かし、鋼材の手配から施工までワンストップで対応することができます。

ありがたいことにたくさんの発注をいただき、それに対応するために工場や倉庫などを増やした結果、現在(2023年5月)の拠点は16箇所に増えました。拠点間のネットワークを整備する必要がありますし、業務のデジタル化も進めたいのですが、当社にはシステム専門の部署がありません。管理部が多くの業務を掛け持ちしながらシステム関連を担当していて、やりたいことは山ほどあるのですが全然手が回っていない状態でした。
そんな時に、BCCさんが営業に来てくれました。最初は具体的な仕事をお願いすることはなかったのですが、システムやネットワークなどについて雑談レベルで話し相手になってもらっていました(笑)。

スピーディーな対応が必要になった時
頼りになったのがBCCだった。

BCCを選んだ理由

2015年に基幹システムをリプレイスすることになりました。当時の基幹システムは担当者が独自で構築したもので、触れる人もその担当者しかいない状態で任せきり。いわゆるブラックボックス化していたものを、オープン化することになりました。
以前の基幹システムではシンプルなデータのやり取りしかなかったので、拠点間ネットワークはISDNの専用線でつないでいましたが、リプレイスされるとデータ量が大幅に増加します。そのため、同時に拠点間のVPNを整備することになり、ここで初めてBCCさんに具体的な提案をしていただきました。

実はこの時はコスト面で他社にお願いしたのですが、その後建築需要が高まり、それに合わせて想定以上に拠点が次々と増えていきました。そうなると、フットワークが軽くてスピーディーな対応が必要になってきます。そこで改めて、これまでのお付き合いでBCCさんはきめ細かく柔軟に対応してくれることがわかっていたので、お願いすることにしました。
BCCさんにネットワークをお任せするようになってからは、新しい拠点はNTTの回線さえあれば長くても2〜3週間でつながるようになりましたし、トラブルがあってもすぐに対応してくれます。停電した時は4時間以内に駆けつけます、と提案していただいたのですが、本当にその通りに来てくれて、とても助かりました。

BM Xなら、窓口を一元化して
管理の負荷を軽減することができる。

BM Xを導入した背景

2018年にBCCさんから提案されていたIPv6を導入しました。それまでWindowsのセキュリティパッチが出るたびにネットワークが遅くなって社員からクレームが出ていたのですが、それがすっかりなくなりました。また、IPv6を導入してからは管理画面で状況を見ることができるようになったので、すごく管理がラクになったのです。以前はトラブルがあると、自社のネットワーク障害なのか、NTT回線の障害なのかわからず、いろいろテストをして原因を探るなど障害の切り分けまで時間も手間もかかっていました。それが管理画面を見れば、どこが悪いのか一目瞭然になりました。

BCCさんの提案のおかげで、ネットワーク管理の負荷が大きく軽減されたことを実感している中、既存機の保守が終了するタイミングが来たので、ファイアウォールを切り替えることになりました。既存機に不満はなかったので後継機でも良いと思っていたのですが、BCCさんから新しいファイアウォール機器の提案と一緒に、管理を一元化して負荷を軽減するBM X Type Mの提案をいただきました。それまでゲートウェイ、ファイアウォール、VPNをそれぞれ別の会社にお願いしていましたが、すべての管理をまるっとお任せして窓口を一元化できる提案はすごく魅力的だったので、2023年3月からBCCさんのBM Xに統一しました。BCCさんは当社が求めるネットワークの要件をよくご存知なので、提案から設置まで、何の問題もなく進めることができました。

何かあった時は、BCCさんに連絡すればOK。
心強く、気持ちが楽になった。

BM X導入後のメリット

まず、管理が本当にラクになりました。拠点は増え続けていますが、システム専門の部署はなく人的リソースが限られているので、あらゆる面でBCCさんがパートナーとして支えてくれているのは、とても心強いです。何かあった時も、BCCさんに連絡すればそれでOKになったので、そのあたりの心理的負荷も減りましたね(笑)。また、私は拠点などに出かけていることが多いので、外出先でも管理画面で状況を確認できることも助かっています。
ネットワークの品質面でも、社員からなんの不満も出てこないほど安定しています。昨今はネットワークにトラブルがあるとビジネスの機会損失に直結するので、安定した運用ができていることが一番ありがたいですね。

会社の成長規模に合わせ、
一緒にネットワークを作っていきたい。

BCCに今後求めること

現在は社内ネットワークを有線LANでつないでいますが、これを無線化したいと考えています。社員から会社支給のスマートフォンから社内ネットワークにアクセスしたいとの声が出ていますし、席替えのたびにLANの配線を変えるのも大変なので(笑)。
また、今後も拠点数は増えていきますし、ネットワークの環境も当社内の事情も変わっていくと思います。規模が大きくなると、それに適したネットワークがあると思うので、状況に合わせた提案をしてほしいですね。一緒に成長していければと考えています。


BM X

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