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― VPN・セキュリティまで見据えた、情シス担当者のための回線選び ―

情報システム担当者がインターネット接続を検討する際、金額は非常に重要な判断要素です。
月額費用は継続的に発生し、回線は一度導入すると、そう簡単に見直すことはできません。
また、経営層からは「通信費」として、コスト比較の対象になりやすい領域でもあります。
そのため、情シスとしてコストを意識するのは当然のことです。
一方で近年、「安いから」という理由だけで回線を選んだ結果、かえって運用負荷や間接的なコストが増えてしまう
というケースも増えてきています。

回線トラブルが起きやすくなった背景

最近、情報システム担当の方々から次のような声をよく耳にします。

・回線速度は十分なはずなのに、Web会議が不安定になる
・昼や夕方になると、VPNの通信が極端に遅くなる
・社員からクラウドサービスが遅いと言われるが、原因の切り分けが難しい

これらの背景には、業務の中心が大きく変化したことがあります。
現在では、

・Microsoft 365
・Google Workspace
・Zoom 、Teams
・各種クラウドサービス

といったサービスが日常業務の中核となり、
インターネットは「外部接続」ではなく、業務基盤そのものという位置づけになっています。さらに、

・SaaSは直接インターネット経由で利用
・社内システムや拠点間通信はVPN経由

といった ハイブリッドな利用形態 が一般的になりました。
この結果、現在のインターネット回線には

「インターネット用」と「VPN用(拠点間通信用)」の両方の役割が求められています。

いま情シス担当者様が重視すべき3つの視点

1.速度よりも「通信経路」

回線選定において重要なのは、単純な帯域の数字だけではありません。
特にSaaSやVPNを利用する場合、どの経路を通って通信しているのかが体感品質を大きく左右します。

・複数のISPを経由していないか
・混雑しやすいポイントを踏んでいないか
・SaaS事業者に近い位置で接続されているか

同じ1Gbps回線であっても、経路設計によって安定性や遅延は大きく変わります。

2.ピーク時間帯での安定性

回線の品質が問題になるのは、通信が少ない時間帯ではありません。

・昼休み
・夕方
・在宅勤務が集中する時間帯
・月末や障害発生時

こうした 「止まってほしくない時間帯」 に、どのような挙動をするかが重要です。
特にVPN通信は、回線の混雑や遅延の影響を受けやすいため、回線側で混雑を回避できているかどうかが効いてきます。
構成次第では、専用線でなくともインターネット回線+VPNで十分実用的な性能を確保できるケースも少なくありません。

3.切り分けと説明のしやすさ

通信トラブルが発生した際に、


・回線が原因なのか
・VPN機器や設定が原因なのか
・SaaS側の問題なのか

を整理して説明できるかどうかは、情シスの負担や信頼に直結します。整理された回線は、トラブル時の切り分けがしやすく、
結果的に運用コストの削減につながります。

セキュリティを考えるほど、回線は重要になります

ゼロトラストやSASEといった考え方が一般化する中で、セキュリティは「境界で守るもの」から通信経路そのものを前提に設計するものへと変わってきました。

・すべてをVPNに集約すると、性能面で無理が出る
・SaaSは直接アクセスした方が、安全かつ効率的な場合も多い

そのため現在では、

・SaaSは直接接続
・社内システムや拠点間通信はVPN

といった構成が、中小企業にとっても現実的な選択肢となっています。
このような構成を採る場合、インターネット回線自体の品質と構成がセキュリティの土台になります。

VPN専用回線だけが正解ではありません

重要なのは、
・VPNが使えるかどうか
ではなく
どのような構成でVPNを使うか
です。

高価な専用線を導入しなくても、
・混雑を回避できる接続方式
・安定したバックボーン
・用途を分けた設計

ができていれば、インターネット回線をVPN用途として活用することは十分可能です。

高い回線ではなく「考えられた回線」

BM X インターネットアクセスでは、
・ SaaS利用に適した低遅延・安定性重視の回線
・コストと専有性のバランスを重視した回線
・帯域の安定性を重視した回線
といったように、
用途・価格・特性を分けて選べる設計思想が整理されています。価格帯や特性が比較表としてまとめられており、自社環境に当てはめて検討しやすい構成になっています。

情シス担当者様にとっての結論

インターネット接続は、
・通信費
・VPN基盤
・セキュリティ設計
すべてに関わる、重要なインフラです。

そのため情シス担当者様には、金額・用途・セキュリティを含めて構成として説明できる回線を選ぶことが求められます。
どの回線が一番優れているかではなく、
自社の使い方に対して、どう組み合わせるかが重要です。
BM X インターネットアクセスでは、回線様々な回線を提供しています。

表紙.jpgBM Xインターネットアクセスサービス紹介資料

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また、自社環境に合わせた回線構成のご相談については、当社営業までご相談ください。
特定の回線ありきではなく、用途・ご予算・運用体制を踏まえた整理からお手伝いいたします。
インターネット接続をシステム設計の一部として見直したいとお考えの情シス担当者様にとって、判断材料のひとつになれば幸いです。

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