今更聞けない、情シスのためのネットワーク用語集

5G

5Gは、第5世代移動通信システム(Fifth Generation Mobile Network)の略称であり、モバイル通信の次世代規格の一つです。 

従来の4G LTE規格に比べ、5Gは高速通信、低レイテンシー、大容量、高信頼性、および多数のデバイスの同時接続など、より高度な機能を提供することが期待されています。5Gは、新しい無線技術を採用することによって、より高速なデータ伝送を実現するとともに、多数の端末が同時に接続できることによって、IoTやスマートシティなどの新しいサービスの実現にも貢献することが期待されています。 

5Gの主な特徴は以下の通りです。 
  
高速な通信速度:従来の4G LTE規格に比べ、最大で10倍以上の高速な通信速度を実現する。 
低レイテンシー:通信遅延が少なく、リアルタイム性の高いサービスを提供することができる。 
大容量:多数のデバイスが同時接続でき、より多くのデータを処理できる。 
高信頼性:通信エラーが少なく、より安定した通信を提供することができる。 
セキュリティ:高度な暗号化技術によって、セキュアな通信を実現することができる。 
5Gは、現在世界中で展開が進んでおり、2023年までには全世界で20億以上の5G接続が予想されています。 

日本でも、2020年3月からNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの3大キャリアが、5Gサービスを商用展開しています。 

これらのキャリアは、5G対応のスマートフォンやタブレット、モバイルルーターなどのデバイスを販売し、5Gサービスを提供しています。また、5G対応のIoTデバイスなどのサービスも展開しています。 

日本の5Gサービスは、高速な通信速度や低レイテンシー、大容量などの特徴を生かした新しいサービスの実現が期待されています。例えば、自動運転車やドローン制御、VR/ARなど、高速通信と低レイテンシーが必要なサービスにおいて、5Gは大きな役割を果たすことが期待されています。 

しかし、5Gサービスの普及には、5G対応のデバイスが必要であることや、5G対応のインフラ整備が必要であることなど、課題もあります。今後も、日本の5Gサービスの拡充が進むことが期待されています。 

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