今更聞けない、情シスのためのネットワーク用語集

VPN(Virtual Private Network=仮想専用線)

VPNとは、インターネット上に仮想の専用線を設定し、特定の人のみが利用できる専用ネットワークです。 
接続したい拠点(支社)に専用のルーターを設置し、相互通信をおこなうことができます。 

2000年前後までは、オフィス間のデータ通信や外出先からのリモート接続を実現しようとすると、
企業専用の回線(専用線)を引く必要がありました。
専用線を引くにはたくさんのお金と時間がかかるため、導入ハードルの高さが課題となっていました。
その課題を解消したのが「VPN」です。 

多くの企業がVPN接続を利用する主な目的は次の3つです。 

・セキュリティの高い通信を利用するため 
・テレワークなど社外から社内ネットワークへ安全にアクセスするため 
・離れた拠点とデータのやりとりを行うため 


VPN接続は特定ユーザーのみが利用できる仮想ネットワークを構築し、通信内容を暗号化する仕組みです。 
トンネリングという技術を用いてデータの送信者と受信者の間に暗号化された通路が確立されるため、
データを盗み見られる心配がありません。 

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