K.Nさんは金融系グループ企業を主な顧客とする大手IT企業で、セキュリティ対策システムやネットワーク回線の提供を中心としたサービスを提供するチームに従事しております。主にセキュリティソフトウェアを取り扱い、顧客の業務システム構築や保守運用において、数百万単位の大規模案件に対応することが多い環境です。営業体制は、顧客1グループに対して複数の外勤担当と1名の内勤担当が配置されており、各メンバーが柔軟に役割を分担しながら、スムーズな業務運営を実現しています。 派遣先企業では、内勤営業の導入が始まったばかりで、業務内容や役割がまだ確立していない状態でした。私は当初、内勤営業として3名のみの体制でスタートし、日々の業務習得に努めながら、クライアントとの信頼関係を築くことを最優先にしました。 内勤営業の存在意義が派遣先企業内で認知されるよう、業務フローの構築や他部署との連携を意識し、積極的にサポートを行いました。
特に、ベテラン外勤営業が多忙を極めていた回線手配業務において、私が中心となって内勤営業だけでの運用を確立するプロジェクトがスタートしました。最初は業務知識や判断力が不十分で、試行錯誤の日々が続きましたが、外勤営業の方々と効果的に連携するための工夫を重ねました。たとえば、外勤営業が話しやすい定時後の時間に質問をまとめて相談するなど、業務の負担を軽減できるよう努め、少しでも自分で対応できる業務は積極的に引き受けました。
その結果、内勤営業に対する信頼が高まり、顧客からの問い合わせも私宛に直接届くようになりました。最終的に、回線手配業務はすべて内勤営業が担い、エスカレーションが必要な場面でのみ外勤営業が対応する体制を確立することができました。これにより、外勤営業の業務負担が大幅に軽減され、部署全体の効率も向上しました。
このような成果が評価され、内勤営業の必要性がクライアント企業内で広く認められるようになり、当初3名だったBCCからの派遣人数は2024年4月現在で14名にまで増加しました。派遣当初からの継続的な努力と関係構築が、この部署の拡大と業務効率化の基盤となったと考えています。